キンモクセイ

 

録画したけど全然見ていなかったテレビドラマを今見ています。

あと一話で最終回です。

“ この世界の片隅に ”

 

私は18歳から8年間広島で過ごしていました。

18から20歳の2年間は、週3回少林寺拳法を習っていました。

住んでいた吉島のアパートから道場のある広島県立体育館までは自転車に乗り平和公園の中を通って通っていました。

いつもいつも原爆ドームの真横を自転車で走っていましたが初めは、

これがあの原爆ドームかぁ~

って思っていましたがそのうちにただの建物というか、何も気ににならなくなっていましたね。

 

広島大学入試の最終日に原爆記念館を訪れた時の衝撃は今でも心に残っていますが、今ではその衝撃は100分の1ぐらいしかないのでは・・・・

 

卒業してからは週一回呉の国立病院にアルバイトに行っていました。

大戦の時、呉には軍の施設が多かったので標的となったようですが、そんなことを一度も考える事無く呉まで行っていました。

 

大学3年から住んでいた出汐町には、

広島陸軍被服支廠(出汐倉庫)

がありいつも横を通っていましたが、当時私は何も感じなかったし何も思わなかったです。

 

人間は忘れる生き物

だから生きていけるのですが、忘れてはいけないものはやっぱりありますよね。

それを決して憎しみ、憎悪で固めてしまうのではなく、未来の幸せのために・・・

 

なぁ~んて事を、テレビドラマ “ この世界の片隅に ” を見てて思いました。

今日最終回みよっと!(^^)!

 

今朝まだ夜明け前に玄関を出るととても良い匂いがしました。

キンモクセイ

の匂いです。

昨日は感じなかったのになぁ~

秋ですねぇ。(^’^)