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June 19, 2008
骨粗鬆症・・ビスフォスフォネート系薬剤
今、歯科界ではこの骨粗鬆症が問題になっっています。
問題になっているというと一般の方は骨粗鬆症だから骨がもろく歯周病に罹りやすいということが問題なんだろうなぁって思うと思いますがまったく予想もしないことで問題が起こっています。
骨粗鬆症で飲む薬のうちのビスフォスフォネート系薬剤を服用している患者様の歯を抜歯した場合顎の骨の一部が壊死してくるという副作用があるからです。
骨を丈夫にする薬なのに顎の骨が壊死するとは矛盾している話なのですが・・・
善本歯科医院でも半年前から受付にポスターを掲示して必ず飲んでいる薬の報告をしてくださいと言っていますがなかなか報告してくれません。
他の薬は簡単に言ってくれるのですが骨粗鬆症の薬を薬と思っていない方が多いようです。
カルシウムの薬・・・いわゆるサプリメントと思っている方、
または一週間に一度とか一ヵ月に数回しか飲まないので勝手に大丈夫と思ってしまっている方。
最後に残念なことが薬を処方している先生がこの副作用を患者様に説明していないこと。
この薬(ビスフォスフォネート系薬剤)はとてもいい薬で飲むことは大切です。
ただ歯を抜くときだけは注意が必要ですので必ず歯科の主治医に報告してくださいね。
投稿者 yoshimoto : June 19, 2008 07:23 AM
コメント
森広様へ
はじめまして、貴殿のHP拝見させていただきました。
一番最初に言わなければいけない事はこの薬は現段階では非常にいい薬であるということです。
患者様に恐怖を与え投薬をむやみに中止させるのはいけないと思います。
しかし現実に全国で抜歯後この薬の副作用が報告されているのも現実です。
この副作用が言われ始めたのが1年ぐらい前だと思います。
歯科医で知らない人はもういないと思いますがこの薬を服用されている患者様でこの副作用を知っておられる方はほとんどいません。
これからはこの問題に限らず医師・薬剤師・歯科医師・そして患者様が一つになり情報を共有しないと問題は解決しないと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
投稿者 院長 : July 25, 2008 07:44 AM
私のサイトで紹介させていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 森 広 : July 24, 2008 06:13 PM