16年前長田区で喫茶店をやられていて、全壊された患者・Nさんが先日来院されたとき、
『大変なことになりましたね。でも私は16年前のあの大変な中、善本歯科にNさんがポットに温かいコーヒーを入れて来てくれたことがとても印象に残っています。震災後初めて口にした温かい物だったから・・・』
『私はね、震災直後、ぐっちゃぐちゃの真っ暗な医院の中から、私の入れ歯を探し出してくれて入れてくれたことが、とても嬉しかったですよ。』
『そんなことがありましたか・・・・』
あの時、、無我夢中で考えることなく行動をしていたため、
“ 何をしたか”
という記憶が飛んでしまっています。
でも、
“ 何かをしてもらった ”
という記憶は鮮明に残っています。不思議ですね。
あの日、飲んだ温かいコーヒーの味は世界一でしたよ、Nさん!!
プロ野球開催問題。
難しい話???ではないような気がします。
まだ現在、一部地域では災害発生中。そして計画停電の最中。
普通に考ええれば答えが出るはず。
でも野球をする姿が、被災地の人たち心の安らぎを与えてくれる時が必ず来るはずです。
今はその時期ではないと私は思います。
春の選抜高校野球は意味が違ってきます。
被災地の高校球児にエールを送りたいですよね。
ドーム型球場は、昼夜に関わらず電気の消費量は同じだそうです。
この綺麗な照明を、誰も悪意の目で見なくなる時期まで待てなかったのかなぁ?この光が希望の光に変わる日が来るはずですよ。