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July 04, 2009

網膜裂孔

今日は目の病気の話をします。
そう、ここは歯科ですが、今日は眼科の話です。

病気って知らないことが多いですよね。
世間にこんな病気があるなんて・・・・
罹ってみて初めて知ることがあります。

私もつい最近こんな病気に罹ってしまいました。

網膜裂孔

読んで字の如し、網膜に孔が開いてしまう病気です。

網膜はく離って聞いたことがありますよね?
網膜はく離の前段階の状態が網膜裂孔なんです。
網膜裂孔を放置すると網膜はく離になってしまいます。

網膜はく離は、目に強い衝撃を受けて起こる病気だとばかり思っていました。
でも私の網膜裂孔は・・・

ろ・う・か

そう、なんと老化による硝子体変性が原因。
歳は隠せないと言いますがこんなところにまで老化が関係していたとは・・・・
ショック☆<( ̄□ ̄;)>☆ショックです。

以下は、杏林大学医学部眼科教授 平形 明人 先生 の編集のページから抜粋させていただきました。

網膜裂孔のでき方

中高年者の場合:加齢による硝子体〈しょうしたい〉の変化  眼球の内部は「硝子体」という無色透明のゼリー状の組織で満たされていて、網膜はその硝子体の表面と接しています。年とともに硝子体は少しずつサラサラした液体に変化し、ゼリー状の液体の中に空洞ができ(液化変性)、その容積が減ってきます。硝子体の液化が進行すると、硝子体と後方の網膜が離れてすき間ができます。これは、60歳前後に多くみられ、「後部硝子体剥離〈こうぶしょうしたいはくり〉」といいます。
この現象は加齢変化による生理的なものです。しかし後部硝子体剥離が生じる際に、硝子体と網膜が強く癒着〈ゆちゃく〉している場合、または、網膜が弱くなっている場合には、収縮する硝子体に引っ張られるかたちで網膜が引き裂かれ、亀裂や穴、つまり網膜裂孔ができることがあります。
後部硝子体剥離は50歳以降に生じることが多いので、このメカニズムによる網膜裂孔は中高年者に起こります。

moumaku1.jpg
moumaku 2.jpg

投稿者 yoshimoto : July 4, 2009 06:53 AM

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