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February 20, 2010
恐縮です。
いつもよりとても緊張して、治療に取り組んでしまう患者様がいます。
どうしても平常心ではいられない自分がそこにいます。
緊張という言葉は適切じゃないかなぁ(._.?) ン?
うぅぅぅ~~ん、そう!!
恐縮して・・・が正しいなぁ!!
とても恐縮して、治療に取り組んでしまう患者様がいます。
それは私の恩師に当たる方が、患者様として来院されたときです。
中学時代の校長先生。
とても朗らかな声の大きな先生。
受付に来られた時点で、中の診療室まで聞こえる大きな挨拶の声で、
『あっ、校長先生が来たな!』
っていつも分かります。
中学時代に校長室で指導を受けた経験のある私は、いつも治療の時、
『まっすぐ立て!歯をくいしばれ!』
って言われているようで、直立不動の状態で恐縮しながら治療をしています。
(*´σ―`)エヘヘ
高校時代の担任の先生。
物腰は柔らかいけど、兄貴のような存在で信頼され皆から慕われていた先生。
高校時代はとても私の事をかばってくれて、指導してくれた思い出深い先生。
でも口の中は???なので、指・導 をしなければならないのは、とてもとても恐縮します。
(*´σ―`)エヘヘ
高校時代の家庭教師の先生。
家庭教師といってもこちらから先生の家に行って教えてもらっていました。
現役を退職された先生で、家の門から玄関まで行くのに、森(?)の中を通っているかのような大きな庭。
いつも玄関で迎えてくれたとき、口をもぐもぐされていて、お漬物の匂いがしていたのを覚えています。
とてもその匂いが苦手でした。
15年以上前になるかなぁ?
受付が、
『高校時代の先生と言われる方が来院されていますがご存知ですか?』
・・・と。
名前を見ると女性の名前。高校は男子校だったので、女性の先生はいなかったので、名前を見てもピンと来なかったけど、診療室に入って来られた時のとても柔らかい笑顔、そして・・・・
お漬物の匂いですぐに、
あっ
って思いました。
(*´σ―`)エヘヘ
歯科医師の大先輩。
昨日受付が慌てて、
『兵庫県歯科医師国保・本人の保険証を持ってこられた患者様がいらっしゃっていますが、お知り合いの先生ですか?』
名前を見てびっくり、まさしく大先輩の先生。
丁度急患などで忙しい時間帯で、一時間も待たせてしまい、いきなり恐縮。
さらに全て治療を理解されている同業者。
私は出す言葉を、一言一言自分の脳の中で確認しながらの作業。
人生最大の“ 恐縮です診療 ”でした。
(マリモッコリの左手の上に“ 甲 ”と書かれていると歯科医師本人。“ 乙 ”と書かれていると、従業員となっています。)