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March 03, 2010

快適空間・・・隠れ家 VS 秘密基地(6)

これは、隠れ家と秘密基地を私的見解から分析した、妄想物語です。

少年ジェット2.jpg

秘密基地に必要なもの、

制服・・・
少年ジェットのようなカッコイイ(?)服なんてあるわけないし、白いマフラーなんて、ちょっと恥ずかしくて着けれなかったなぁ。
当時の子供は、夏でも冬でも半袖、半ズボンの時代ですからね。
野球帽が唯一の秘密基地での制服でした。

乗り物・・・
子供がバイクに乗れるわけがないので、当然自転車。
でも小学校低学年の時代は、一人一台自転車を持つことが出来るような時代ではなかったので、近くに捨てられていたぼろぼろ自転車を、皆で使いまわししていました。

外国語・・・(ラジオ)
小学校中学年の頃には、一人一台自転車が持てるような時代。
山肌に置いてあった土管の中に秘密基地を作っていた頃。

あるとき仲間がラジオを秘密基地に持ってきました。
とてつもない雑音の中、かすかに聞こえてくる隣国の言葉。
雑音で聞き取れないというより、言葉そのものがわからない。

これは、悪の組織が無線でやり取りしているのを傍受したんだと、勝手に決めつけ、必死に外国語(暗号?)を解読しようとしていました。

家ではラジオを探し出し、夜中に悪の組織の無線傍受に専念していました。
そして次の日に、秘密基地で仲間に、
『昨日の何時何分のソ連の無線を聞いたか?』
な~んて、本気で会話していました。

武器・・・
これが一番大事!!
当然武器の主役は、

“ 銀 玉 鉄 砲 ”

銀玉.jpg

でしょう!!

そして、
パチンコ.jpg

そう、ゴムパチンコ。

この二つを忘れて、秘密基地に行くことは絶対になかったなぁ。

あるとき、いつものように切り開かれた山肌に置かれた土管の秘密基地に行ったとき、すでに来ていた仲間が何かを持って偵察(?)していました、。

土管のある位置は少し高台にあり、遥か下の谷底で作業をしている工事現場の人(私たちはそれを悪の手先と呼んでいましたが・・・)がいました。

その“悪の手先”を望遠鏡を使って見ていたんです。
子供心に、

カッコイイ!!
欲しい!!
これさえあれば、敵の動きが手に取るように分かる。!!

仲間にそれをどのようにして手に入れたか聞くと、
小学校前に来ていた、“あて物屋さん”のゲームをしたら10円で望遠鏡が当たったとの事。

(当時小学校前にはこのような行商人が時々居ました。)

早速小遣い片手にゲームをしに行くも、5回してもはずれ。
しかたなくゲームのおじさんに、
景品のこの望遠鏡を売ってくれ・・・と
もう50円出したら売ってやるとのこと。
小学生相手にあくどい仕事をするぜ・・・と思いながらもしぶしぶ50円出して、

“憧れの武器・・望遠鏡”

を手に入れました。

結局すぐにあきちゃいましたけどね。
(*´σ―`)エヘヘ

秘密基地に必要なもの、
帽子、自転車、ラジオ、望遠鏡、ゴムパチンコ、そして銀玉鉄砲。
この6つは、
“悪と戦う正義”
の為には欠かせないでしょう。(*^^*ゞ
・・・・まだまだ続きます。

土管.jpg
・・写真はあくまでも私のイメージに近い物をネットからお借りしています。・・

投稿者 yoshimoto : 07:00 AM | コメント (0)