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June 11, 2010

親知らず?本人知らず?

竜歯会(滝川出身の歯科医師)による、滝川学園・滝川第二校の歯科検診も昨日で無事終了。
昨日の滝川学園(男子校)での歯科検診に滝川第二校(共学)出身の女性歯科医師が検診のお手伝いに来ていただきました。
男子校である滝川学園の歯科検診に女性が参加するのは初のため、いつもとは違う不思議なざわつきが、講堂に響いていました。

親知らず・親不知(おやしらず)とは、
上下顎第三大臼歯(8番目の歯)の事を指す。知恵歯(ちえば)、智歯・知歯(ちし)とも呼ばれる。
下顎第三大臼歯と上顎第三大臼歯は、18歳頃から20歳頃に生えはじめ、親がその歯の生え始めを知ることはないという意味から親知らずという名が付いた。

さてこの親知らずと言われる第三大臼歯は、中学生はもちろんのこと、高校三年生のごくごく少数の生徒に見られただけでした。

親知らずは実際には生えてこなくて、骨の中に埋まっていることも多々あります。
親知らずどころか、“ 本人知らず ”ということも・・・

先日70歳を越えた患者様が、7番目の歯の付近が腫れて、咬めないと訴えてこられました。
レントゲンの結果、7番目の歯の奥に8番目の歯(親知らず)が埋まっておりそれが原因で感染し腫れていました。

埋まっている親知らずに骨との癒着の疑いがあったので、抜歯困難と判断し、善本歯科医院では抜歯を行わずに大きな病院の口腔外科に紹介。

結果は入院し抜歯の予定となりました。

入院下親知らずの抜歯を行うというケースは稀ではありますが、自分に親知らずがあるのかないのか、知っておくことは大切なことかもしれませんね。

“ 本人知らず ”にならないように・・・

レントゲン左下に横向いている歯が親知らずです。
親知らず2.jpg


投稿者 yoshimoto : June 11, 2010 07:26 AM

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