クラリネットを吹く青年
先日大阪歯科大学同窓会の方から私に電話が・・・・
同窓会誌への原稿寄稿を、父に依頼してほしいということでした。
同窓会の方へ現在の父の状態を説明し丁寧に私の独断でお断りしました。
父は原稿が書くのが好きでした。
私が幼いころからつい10年くらい前まで、父の姿と言えばいつも机に向かって何かを書いている光景しか思い浮かばないくらいです。
15日の敬老の日父に会いに行くと、もう一人では歩くのが困難な状態。
年老いたなぁ~
怖くてまともに目を見て話すことも出来なかった父の姿はそこにはありませんでした。
行くとすぐに、2~3日前に送られてきたというこれを見せてもらいました。
2年ほど前に書いた原稿が掲載されていました。
そこには私が知らない父の姿が書かれていました。
クラリネットを吹く青年時代の父の姿はどんなだったんだろうか?
これが最後の父が書いた原稿になるのかなぁ?