ボツリヌストキシン療法
歯ぎしり・食いしばりで悩んでおられる患者様へ
ボツリヌストキシン療法を通常の診療項目とする準備が整いましたのでご報告いたします。
使用薬剤 ニューロノクス
使用量 片側咬筋に20単位 両側で40単位
治療費 35,000円 + 消費税
※当院にニューロノクスの在庫がない場合、注文・購入後の施術となるため2~3週間お待ちいただく場合があります。
患者例 50代 女性
主訴 歯ぎしり・食いしばり・肩こり・頭痛
患者様に食いしばってもらうと、咬筋部分がぷくっと膨れ上がります。
いわゆる力こぶができる状態です。
一度就寝時に使用するマウスピースを作成し1週間様子を見ていただくと、マウスピースに穴が開きそうなほどの咬みこみ跡が出来ている状態で、わずかな症状の軽減を見るもマウスピースだけでの治療改善は不可能と考えボツリヌストキシン療法をおこないました。
咬筋部に片側5か所、両側で10か所それぞれの部分に4単位ニューロノクスを注射
1週間後来院していただき症状を確認したところ・・・・
施術後4日目ごろから食いしばりをしないようになりゆっくり寝れるようになったとのこと。
さらには肩こり・頭痛もほとんど感じなくなったとのことでした。
但し副作用もあります。
刺入部10か所中3か所に直径2㎜程度の青あざが発現。
1週間後の来院時にはわずかに1ヶ所だけうっすらと青くなっているのを認めました。
通常この青あざは1~2週間で焼失しますので心配はありません。
効果持続期間は人それぞれです。
3ヶ月から、長くても半年くらいです。
当患者は1週間後の来院時、両側に4単位ずつの追加注射を行い治療は終了いたしました。
劇的な変化を期待できるものの、
自費診療で、効果も数カ月というマイナス面はあります。
まずはご相談を・・・・