さて貴方は、金属?それとも歯と同じ白い詰め物?どちらを選びますか?
今までの歯科治療は削って、印象(型どり)して、石膏流して、技工所に取りに来てもらって、技工所で石膏模型をトリミングして、模型上でワックスアップして、ワックスを埋没して、鋳造して、研磨して模型に合わせて、技工所から出来上がった物を持ってきてもらい、そして口腔内にセットするという流れでした。
でも口腔内スキャナを使えば、削って、スキャニングして、データを技工所に転送して、技工所のソフトで設計し、ミリングマシンで削りだし、研磨して、技工所から出来上がった物を持ってきてもらい、そして口腔内にセットするという流れです。
材質は金属ではなく歯と同じ色の、
コンポジットレジン(保険)・セラミックス(自費)・ジルコニア(自費)
さて貴方は金属、それとも歯と同じ白い詰め物
どちらを選びますか?
患者例
下顎5番と6番の歯に金属の詰め物をしている患者様
(写真一番上の歯・下顎7番にはすでに保険のCAD/CAMインレーがセットされています。)
※CAD/CAMとは、、、CADはコンピュータを利用し設計を行うためのシステム、CAMはCADで作られた形状データから加工データをつくるためのシステムの事を言います
金属を外すと虫歯で真っ黒でした
虫歯を綺麗に取り除き深い部分は神経に刺激がいかないように裏装をしています。
口腔内スキャナーでスキャニングしていきます。
動画の途中で青い矢印がでてきます。
上手くスキャンできていない箇所を青い矢印で教えてくれています。
必要な個所以外の青い矢印部分はあえてスキャンし直さなくても大丈夫です。
次に対顎のスキャニングです
咬合採得(上下顎を噛み合わせます)
スキャニングしたデータをその場ですぐにネット回線で技工所に送信
数日後作成されたCAD/CAMインレーをセット(写真は保険対応のCAD/CAMインレー)