オリーブがやってきた

 

漫画ポパイではなく、雑誌ポパイが創刊されたのが1976年

丁度私が大学入学した年。

アメリカの現代的生活様式を日本に紹介した今までにはない雑誌でした。

私も毎月これが出るのを楽しみにしていました。

 

1980年には雑誌ブルータスが創刊。

都市で生活し、時にはアウトドア・ライフをも楽しむ大人の男の雑誌を志向しており、

創刊号には「男が海に出る この行為に理屈は必要ない」、

「男の化粧品には匂いなど必要ない」、

「日曜の朝はゆっくり起きシャンパン・ブランチを楽しむ」、

「パーティにはタキシードを着て出掛けたい」などの記事が掲載されていました。

今考えたら恥ずかしくなるような内容ですが、大学4年生の私にはあこがれを感じさせてくれる雑誌で、ポパイを買わずにブルータスを買うようになったのを覚えています。

 

1982年には、ポパイの姉妹雑誌としてオリーブが創刊。

Magazine for Romantic Girls のキャッチコピーを掲げ、「リセエンヌ」(lycéenne 仏:lycéeの女子学生)などのライフスタイルを提示、中高生を含む、ティーン向けの文化をキャッチおよび発信する雑誌でした。

何となく本屋で立ち読みしながら、

こんな女の子とつきあってみたいなぁ~

なんて思ったものでした。

 

私の学生時代は雑誌全盛期。

今のようにネットがない時代ですから、情報を手に入れる方法はすべてこのような雑誌からでした。

次の特集はなんだろうか?

って考えるだけでワクワクし、次の発売日をまだか、まだかと待ちわびたものでした。

 

あれから40年の歳月が流れ私の家にオリーブがやってきました。(*^^)v

 

ここに植える木はどうしてか枯れてしまいます。

なので今回は隣の木と根が喧嘩しないように鉢植えにしてみました。

雑誌オリーブは廃刊となってしまいましたが、このオリーブはいつまでも元気で我が家のメインツリーになって欲しいです。!(^^)!