基本の繰り返し
大学6年生の時に、初めて歯を削り、初めて歯を抜きました。
正直初めての患者様の事は覚えていません。
でも、落ち着いて何の苦労もなく出来た記憶が・・・・
口腔外科実習中、歯を抜く事に関しては、誰よりも率先してやらせてもらい、誰よりも多く抜かせてもらいました。
最終的、実習担当の先生に、
『善本はもういい。』・・とまで言われてしまいました。
一つ一つの基本的手技を行うことが、とても楽しかった時代です。
そのうち初心を忘れ、テクニックに走ってしまい、
“ もう一度基本に戻ろう ”
って常に自分を戒めています。
基本を忘れると思わぬ失敗を招いてしまいますよね。
スポーツの世界では特にそうですね。
3年前に初めてボクシングジムの門を叩いた時、
ジャブ・ストレートだけを延々とやっていても、楽しくてしかたがありませんでした。
寝ても覚めても、ワン・ツー、ワン・ツーでした。(^’^)
ゴルフを始めたころ、傘を持つと素振りをしてしまう、あれと同じですね。(^_^;)
3年経った今でも、ワン・ツーがまともに出来ないのは、センスがないのかなぁ~って思いますがね。(@_@;)
音楽の世界でも同じですね。
エレキギターを始めて2ヶ月経って気が付いたこと。
それは単純な動作である、ダウン・アップの基本的ストロークが出来ていなかったこと。
ダウンを “ タ ” 、アップを “ カ ” で説明すると、
私のストロークは、
タ・カ・タ・カ・タ・ガ・ダ・ガ・デ・〇・ダ・ガッガ・タ・カ・〇・ガ・・・・
全く一定の力で弦をストロークしていなかった事に気付きました。
これは弦を鳴らさない、ブラッシング(歯磨きではないですよ。)というテクニックを使った時に気付いたことです。
ここ一週間は、延々とダウン・アップのストローク練習を繰り返しています。
ついでに右手に自動巻きの腕時計をつけていると、ネジを巻いてくれるので、一石二鳥です、(^_-)