リセットできない
医学の勉強の第一歩は、解剖でした。
解剖学無くして医学は語れません。
それは西洋医学も、東洋医学も一緒です。
解体新書
ドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書 ” Anatomische Tabellen ” のオランダ語訳 『ターヘル・アナトミア』 を、江戸時代に杉田玄白さんが翻訳した日本の医学の原点の解剖学の書籍です。
解剖学の本は今でも時折ひも解いては、人体の構造の確認をしています。
ひも解く度に、新しい発見があり奥が深い学問です。
元来、男の子はプラモデル好きですよね。
プラモデルが嫌いな子供っているのかな?
今の時代の子供は違うでしょうけど、私の時代はプラモデル屋さんってどこの街にもあって、一度入ると1時間は入り浸っていました。
少し大人になると、作り上げるのではなく出来ているものを壊して中身を知ることに興味を覚えるように・・・
作り上げるより解体することの方が数倍も難しい事に気付き、何度も何度も失敗して物をダメにしたものでした。
物の中身を知ることは、愛着もわき、物を大切にしなければという感情に芽生えてきますよね。
今ではバーチャルの世界なので、失敗すればリセットすればすみますが、リセットできない状況での訓練こそが今の子供たちには大切な事かもしれませんね。
なぁ~んて、大人ぶっていますが、単なるプラモデル好きの少年が功を奏しただけの話なんですが・・・・・(^_^;)
ヘルメットを解体してやりました。(@_@;)
使用しなくなって10年以上が経つヘルメットが出て来たので、捨てる前にどうなっているのか知りたくなりました。
単純な構造ですが、結構取り外すのにはコツがいりそうです。
ここまではなんとか個体を傷つけることなく解体出来ましたが、ストラップを取り付けているリベットを外すのに大失敗。
ドリルでルペットを壊すのですが、熱でヘルメットが焼けてしまい、リベットが抜け落ちてしまいました。
これだと元に戻すことができなくなってしまいます。
今度はこの部分を外すときは慎重にせねば・・・・
こんな事してなんの役に立つのかって思うでしょう?
それが役に立つときが来るんですよ。
その時が来たらまたご報告します。(^_-)