1%の違和感(2)
初めてバイクに乗ったのが30歳の時。
想像していたバイクライフとは違っていました。
雨ざらしで置いていたので、年がら年中シートはびしょびしょ。
車は怖いし。
ヘルメットはでかいし。(・.・;)
足は着かないし。
信号待ちで立ちごけするし。(@_@;)
とても貧乏な時代に無理して買ったバイクなのに、段々と乗らなくなってしまいました。
しかし、35歳の時にあの大震災が・・・
毎日毎日バイクに跨り、妻とタンデムして、医院に通ってました。
倒れた電信柱が道をふさいでいる場所は、バイクから降り何とか下をくぐって通り抜ける、それが当たり前の毎日でした。
一生忘れることが出来ないのは、
寒さのためなのか、恐怖の為なのか震えている妻の体を背中で感じながら、バイクで神戸大学付属病院まで、死亡診断書を取りに行ったことですね。
悪路走行を続けていたためバイクに重大な欠陥が見つかり廃車。
その後SR400というバイクを購入。
これは乗るのではなく、ただただカスタムして楽しんでいました。
でも、42歳でこのバイクも処分。
52歳で手に入れた今のバイク。
バイクを保管する場所は私の秘密基地の中なので雨にも濡れない。
使用目的は、ジムとの往復。
バイクのメインテナンスはジムの隣の、ace motorcycle。
古いバイクを維持するには最高の環境です。(^_-)
毎日毎日トレーニングの後、バイクのエンジンを掛けるのが日課。
この2年半、バイクと触れ合わない日なんてなかったです。
でもどうしても拭い切れない、1%の違和感。
何かカスタムを思いつくと、ace motorcycleのビルダーさんに、
ここをこうしたらどうですかねぇ?
と聞くと、
いつも一刀両断に却下されていました。
そんなことが3~4ヶ月に1回はあったかなぁ。(^_^;)
ビルダーさん泣かせの私でした。
今年の2月に、かなり具体的な新しいカスタムの話を持ち出すと、
かなり時間をかけて、なぜそれは出来ないのか、ダメなのかの説明を受け、もう2度と馬鹿な提案をするのはやめようと決心し、肩を落として帰ったのを鮮明に覚えています。
でも性懲りもなくその2か月後の4月に、今までとは全く違った提案を恐る恐るしてみると・・・・
私の提案をドンドン膨らませてくれるアイデアを出してくれるように!(^^)!
やっと、1%の違和感が晴れたのを感じました。
イメージはこの3つの写真・・・・・・つづく