見えない事ばっかり
ある医院で虫歯が10本あると言われ不審に思い別の医院に行くと、
『虫歯はありませんね。(^’^)』・・・・と
さてどちらが正しいのでしょうかねぇ?
本当に見えたのはどちらだったのか????
私が診察したわけではないので私の意見は控えますね。
虫歯を指摘すると、
患者さんに怒られることがあります。(^_^;)
えっ???
なぜ???
って以前は戸惑ったものでした。
虫歯を見つけなければよかった・・・・って後悔まで
イヤイヤ私は歯科医師!!
見えたものは伝えないと!!
10年以上も前の話
初めて来院された患者様の口に中を診察し、虫歯や歯周病の治療が必要であることを説明するも、
どうもずっと不審そうな顔をしてるなぁ~・・・って
全く私の説明に同意できない様子。
その日はレントゲンだけ撮って帰られました。
レントゲンを診ると、大きな問題が・・・
埋伏智歯 (骨の中に埋まっている親不知) にとても大きな嚢胞が出来ていました。
これ以上大きくなる前に手術が必要と思い、次の来院日に患者様に分かりやすく説明できる資料を揃えていました。
でも予約日に来院されず・・・
その後1ヶ月ほど様子を見ましたが新たに予約を取られずでした。
もちろんこのままでは良くないので、患者宅へ現在の状況の説明の手紙と、レントゲンを郵送しました。
その後連絡がないのでどうなったのか???
10年以上も前の話ですが、今でも時々思い出され、
ちゃんと手術したかなぁ~・・・・って
診る
って難しいですし、
理解してもらう
ってもっと難しいです。
私は、私の説明に不審に思っておられる患者様にはセカンドオピニオンを勧めます。
私は絶対ではありません。
違う先生の意見を聞き納得できる治療を受けて頂くのが一番です。
世の中見えない事ばっかりですよねぇ。
一つの事が見えると、逆に回りが真っ暗に・・・
手さぐり、手さぐりで歩んでいます。(^’^)