もしあの時

 

雨ニモマケズ

風ニモマケズ

・・・・・さてその続きはなんだったろうか?

 

私が中学の時国語の授業で習った漢詩、

臥薪嘗胆

私はこの詩にいたく感銘し、この教えの通り生きてきました。

 

7年前、ジムでトレーニング中にKマネージャーから教えていただいた1冊の本。

それを読んだ瞬間、残りの人生は

臥薪嘗胆

ではなく、

出来る限り、恨み・つらみ・憎しみを排除しようと決めました。

 

恨み・つらみ・憎しみをバネにするのは簡単なこと。

人を許し、情をもって人と接する

って難しいです。

 

そう言ってもすぐに、

恨んだり

憎んだり

してしまいますねぇ。( ^^) _U~~

訓練中です。(^’^)

 

宮沢賢治の詩、

雨ニモマケズ

 

誰もが知ってる詩・・・・ですね。

でも全文となると全く記憶にありませんでした。

 

中学生の時、

臥薪嘗胆の漢詩に感銘するのではなく、

雨ニモマケズの詩に感銘していたら

私の人生は????

 

たらればですが(^-^;

 

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい