40名から80名に
広島大学歯学部・53年入学40周年記念同窓会開催の通知が届きました。
大学受験という歴史の中にいた私・・・と言っても意味が分からないですよね。
40年前の昭和53年まで国立大学は、一期校・二期校と別れていました。
一期校・二期校は受験日が違う為、別の国立大学・歯学部を2度受験できるチャンスがありました。
しかも受験は一発勝負。
次の昭和54年からは今のセンター試験の前身である共通一次試験が導入されました。
もし53年の受験に失敗し浪人したら、共通一次試験対策の受験勉強を始めないといけないという危機感がありました。
そんな目に見えない危機感の中での受験でした。
願書受付が始まり、受付半ばで願書受付状況の中間発表があります。
その時点で受験倍率が分かるという事です。
といってもネット社会ではない当時。
発表は新聞紙上でした。
その中間発表の紙面で考えられないような発表がなされたのです。
広島大学歯学部の募集定員を40名から80名にすると・・・・
それはそれはこの小さなたった1行程度の発表は私にはとてつもない嬉しい衝撃でした。
今の時代ならすぐにこんな話は受験生に一気に拡散するでしょうが、当時は紙面を見た人しか分かりません。
心の中で、
誰もこの事実に気づくなよ!!
って叫んだものでした。( ^^) _U~~
そりゃ一気に倍率が半分になっちゃうんですから、悪魔の叫びが出ても仕方ないですよね。(^-^;
国立大学は、一期校・二期校最後の年、そして広島大学歯学部の定員が40名から80名に変更された最初の年。
もう一つ国家試験から実技が廃止されたのも私の年からでした。
卒業10年目で一度同窓会に出席したことがありました。
あれ以来の再会。
とても楽しみです。!(^^)!