父の目(3)

 

9月21日(土)の午後6時ごろから23日(月)の午前10時ごろまで、

ずーーーーーと父の顔を見ながら話をしました。

今まで言えなかった父への感謝の気持ちであったり、

愚痴や不満もぶちまけて話しました。

最後は何も心配せず安心してくださいと伝えました。

 

でも一度も父は目を開けてくれませんでした。

優しい顔で目を閉じたまま私の話を聞いていましたねぇ。

 

地域医療そして衛生士教育に一生をささげた父。

皆様には大変お世話になりました。

父に代わりこの場でお礼を述べさせていただきます。

 

ありがとうございました!!

 

善本秀知 享年95歳