歯型を採るから、歯型を読み取るへ(2)
歯型を採る一連の作業は、、、
どの大きさの網トレーを使用するか患者様の口の中に入れてサイズ合わせをします。
そして網トレーの上にアルジネート印象材を乗せ、口腔内の形成部分には寒天印象材をシリンジで入れて連合印象を行います。
2~3分すると硬化し口の中から外して石膏を流します。
1時間くらいしたら石膏を外し、網トレーから印象材を外し、網トレーをオートクレーブで滅菌(1時間)します。その時試適してサイズが合わなかった網トレーも一緒に滅菌を行います。
院内技工でできない作業に関しては外注の業者に石膏模型を取りにに来てもらうか、宅配便で送ったりすることもあります。
さてこの一連の作業に何時間かかったでしょうか?
更にどれだけの手間がかかっているか、、、
この口腔内スキャナーを使用すれば、
3分で終わり。
網トレーも使用せず、アルジネート印象材や寒天印象材又はシリコン印象材の必要なく、石膏も流さなくて済みます。もちろん網トレーを使用しないので滅菌の必要もなくなります。
更にスキャンしたデータはネットで技工所に送るので、模型を取りに来てもらったり宅配便で送ったりする必要もなくなります。
歯科の世界が全く別次元の空間に、、、、
イメージ湧かないですよね(^-^;
ではこれをご覧ください。