円(まど)かな月に夢を結ぶ
疲れ切った夜、ふと目に入った月
その時、
円(まど)かな月だなぁ
て心の中でつぶやいていました。
今まで生きてきて一度も使ったことのない形容詞・まどかな
でもその時なぜかそう心が感じました。
“ 円かな月 ” という表現って一般的なのかな?120年近く前にアイヌ民族の方が残した言葉の中にありました。
冬の陸には林野をおおう深雪を蹴って、天地を凍らす寒気を物ともせず山又山をふみ越えて熊を狩り、夏の海には涼風泳ぐみどりの波、白い鴎の歌を友に、木の葉の様な小舟を浮かべてひねもす魚を漁り、花咲く春は軟らかな陽の光を浴びて、永久に囀(さえ)ずる小鳥と共に歌い暮らして、蕗(ふき)とり蓬(よもぎ)摘み、紅葉の秋は野分に穂揃うすすきをわけて、宵まで鮭とる篝(かがり)も消え、谷間に友呼ぶ鹿の音を外に、円かな月に夢を結ぶ、嗚呼(ああ)なんという楽しい生活でしょう。
読んでると情景が浮かんでくる綺麗な言葉ですね。
普通の単語の配列だけでここまで綺麗な言葉に、、、
私は綺麗な言葉を使う人を尊敬し、憧れます。
そう、、、丁寧な言葉ではなく綺麗な言葉に
私は、
ひねもす円かな心で
円かな月に夢を結んでいきたいなぁ
今日5月27日一週間の始まり、雨の月曜日
おはよう
いってらっしゃい
またね
頑張って!