3Dプリンターを使用して増歯

下前歯6本ブリッジで両奥が入れ歯の患者様。

前歯がグラグラで咬めないため抜歯して総入れ歯を希望

このまま抜くと今使用している入れ歯が使えなくなるため全く咬めない状態になってしまいます。

前歯6本を模型上で抜歯し、事前に前歯6本を用意しておき、抜歯と同時に使用中の入れ歯に継ぎ足していくという治療方法を取らなければなりません。

増歯という治療法です。

でも型どりをするだけで歯が抜けてしまうか、もしくは外すときに激痛が走ってしまいます。

 

『型を外すとき、もし歯が抜けたらごめんなさい』

 

と念を押してから今までは型どりをしていました。

でも口腔内スキャナーを使用すると歯に触れることなく型どりが出来ちゃいます(*^^)v

 

取り込んだ画像をパソコンソフトを使って抜歯します。

 

この抜歯した部分に歯を作っていきます。

このパソコン操作はまさに去年12月鳴門でのセミナーで教えていただいたことが役に立ちました。

MEDIT Splint ソフトを使用して作製

 

あとは3Dプリンターで造形

(左は別の患者様の仮の歯、右が今回の入れ歯への増歯)

 

サポートピンを外してアルコール洗浄

乾燥させて

 

光硬化器で2次硬化

 

グリセリンに浸けて3次硬化させて完成

 

あくまでも旧義歯に増歯しての機能回復が主目的ですのでこのままでも良いのですが、今回は歯肉部分に色を付けて完成させました。