ハイブリッド
大学生時代、生化学の授業はとても苦手でした。
延々と続く化学式には目が回りました。
生化学に強い他の学部の友達に、一度家庭教師をお願いしたことがありました。
そのたった一度の個人授業で目から鱗でした。(@_@;)
一語、一語を丁寧に教えてくれて、覚えるコツを伝授してもらい、見事生化学の追試に合格して留年を免れました。
今でも覚えている言葉、それは・・・
ハイブリッド
です。
生化学の本の中によく出てくる、この言葉の意味さえ、私は分りませんでした。
今でこそ当たり前の様に使われるハイブリッド。
さて皆さんは本当の意味を知っていますか?
ハイブリッドとは、
混成,交雑,雑種形成ともいう. (1) 個体については,一つの遺伝子に関して性質の異なるホモの個体同士を接合せて次の世代の個体を作ること. (2) 分子生物学では,一本鎖のDNAとDNA,RNAとDNA,RNAとRNAが複合体を形成すること.
ハイブリッドの意味を教えてもらっただけで、生化学が頭の中にスーーーっと入ってくる感覚を覚えたのを、今でも昨日の事の様に覚えています。
何か新しい事を勉強するときにまずぶち当たる壁は・・・
言葉
ですよね。
レスポール、ストラトキャスター、シングルコイル、ハムパッキング、カッティング、ブリッジミュート・・・・意味不明の言葉の羅列。
でも30年前と違って今ではインターネットという便利なものがあり、分らない事がすぐ検索できてしまいます。
確かに勉強しやすくなりましたが、その反面忘れやすくなったかも知れませんね。
まだインターネットの無かった時代、
スカチューン
という言葉の意味を探るのにどれだけの時間を費やしたか、今では私の “ 何事も探りたおす ” という原点になっています。(^_-)
久しぶりに生化学の本を見てみようと本棚を探しましtが、捨ててしまってたようで見つかりませんでした。