体罰
『私も昔、先生に殴られたぁ。』
・・って話をすると、一種の武勇伝的話になっていませんか?
武勇伝的な話ではなく、私の今思う真面目なその時の感情をお話しします。
学生時代おそらく10回以上は殴られたと記憶しています。
でも殴られた瞬間、
感動の涙にくれ先生ありがとう
って思った事はただの一度たりともありませんでした。
先生から受けたビンタで鮮明に残っているのが2つあります。
一つは小学4年生の頃、
ホームルームで話そうとしている先生の話に私が、
『その話知ってる。(^’^)』
って大声で言った瞬間、
『何をお前が知っとんやぁ<`~´>』
って前に連れ出されて往復ビンタ。(@_@;)
恐怖と屈辱感でいっぱいでしたね。
もちろん普段からチャチャを入れる私に溜まっていたものが爆発したんでしょうが・・・・
2つ目は中学生の時、あるスポーツ大会で手抜きをしたため、その場でグランドに2時間正座。
その後職員室で、
『お前らには内申書は書かない。>^_^<』
と言われ、ビンタ。
何よりも内申書を書かないという言葉に、
自分の将来は終わったなぁ~
って真剣に悩みました。
その後も数週間、先生から無視され続けました。
数十年後の同窓会でも無視されたのにはあきれちゃいました。
もちろん何も悪い事をしていない私に体罰を加えたとは思っていませんが、殴られた瞬間先生ありがとうなんて事は私の中ではありませんでした。
私の中には体罰は当たり前という認識がありました。
でも今はどんな体罰もダメと思っています。