zippo

 

zippoライター

煙草をやめる12年前までは、いつも私のポケットの中に入っていました。

 

今から37年前、1977年、私は18歳。
インターネットなんて想像もつかなかった時代、広島のボロアパートの一室で雑誌とテレビの中でしかみれないzippoライターに心惹かれていました。

 

37年前の広島、神戸からやって来た私にはとてもおしゃれとは程遠い街に映っていました。

そんな中でzippoライターを置いている店を発見。

まだ1ドルが300円もする時代。

貧乏学生には手が出る品ではありませんでした。

 

1978年~79年にかけて急激な円高が進み、なんと1ドルが180円に(@_@)

2500円くらいだっかかなぁ~?

意を決して購入しました。

 

買ったばかりのzippoをポケットの中に入れて、開けては閉めての繰り返しをしながら、広島本通りを一人微笑み歩いていたのを今でもよく覚えています。

若干19歳の青年でした。(^_-)

 

煙草に火をつけるのは絶対にzippoだって・・・変なこだわりを持ってましたねぇ。

煙草をやめるまでの間に、20個以上のzippoを買ったかな?

今でも捨てずに残しているのがこの2つ。

昨夜なんとなく取り出してみて、

カチャ、ジュポを・・・・!(^^)!

オイルが切れているので火は付かないけど、ほのかなオイル香りが36年前の私を呼び起こしてくれました。

何もないあの頃は貧乏だったけど

とても裕福だったって・・・

いつまでも青年で・・・(^_-)