高嶺の花・・・ゼロハリ
カバン・・・・
学生時代は当然ながら教科書を入れるカバンを持っていました。
特に何の拘りもなく、教科書さえ入ればいいって感じでしたね。
卒業してからは教科書を持ち歩く必要もなく、カバンを持たない生活に・・・・
善本歯科医院に戻ってきて、歯科医師会に入会すると同時に、
学術・保険・医療管理委員会
の委員となり毎月会合に出席しなければならなくなりました。
委員会では庶務係に任命され書類を持ち歩く事が多くなり、必然的にカバンが必要となってきました。
となると、
どんなカバンにしようか???
ってカバンにこだわりを持つように・・・・
どのカバンを見ても、
持ちたい!!
と思えるようなカバンが見つかりませんでした。
そんな時、
を見た時これだって思ったカバンに出会えたのです。(^_-)
1900年放送、柳葉敏郎・中山美穂主演のドラマです。
覚えている方いますか?
このドラマは、海苔問屋・大黒海苔店 代々木営業所に勤務する地味なOL・与田圭子が、小さなおもちゃメーカー「BANBI」勤務のサラリーマン野茂俊平と相思相愛になるまでを描く、コメディタッチのせつない純愛ストーリー。
柳葉敏郎さん演じる野茂俊平さんが持っていたカバン、それは・・・・・ゼロハリバートンでした。
と言ってもそれがゼロハリバートンだって分かるまでには大分時間がかかりましたが(^_^;)
当時はネット社会ではありませんので、とにかくカバン屋さんを探し回るしかありませんでした。
あるとき何気なく立ち寄った新神戸オーパのアメリカ雑貨店にそれが置いてあったんです。!(^^)!
これかぁ~(^’^)
って満面笑みを浮かべ、ちょっと高い位置に置かれていたので触ることも値段を見ることも出来なかったので、店員さんに、
『あのカバン、幾らですか?』
って聞いたところ目が飛び出るほどの値段を言われ、満面笑みから半べその顔に一瞬にして変わったのを今でも覚えています。
当時の私には全く手が出る値段(58,000円)ではありませんでした。
週末、新神戸・オーパのそのお店に行っては、
あれ欲しいなぁ~
ってちょっと高い位置に置かれたゼロハリを見上げながら思っていました。
まさに、高嶺の花でした。・・・・・・つづく(^_-)