解体新書

 

大学生時代一番最初に衝撃を受け、一番の難関だった実習が解剖実習でした。

詳しく書くと一般の方には少し抵抗があると思われますので簡単に言うと、

半年かけて人体の神経・血管・筋肉・靭帯・骨・臓器すべてを理解するための実習でした。

 

医学の基礎の基礎、人体そのものを知るという勉強。

江戸時代、杉田玄白さんらが翻訳した解体新書。

私の書棚にあるこの解剖学の本の原点の書。

34年前に購入したこの本は、今でも現役で活躍しています。

 

ちょっとお茶をしながら読むには大きすぎるし、重すぎるし、

それよりも何より、解剖実習中に使用していた本なので、いたるところにホルマリンのシミが・・・・

昨日何気なく立ち寄った本屋さんんでこんな本を発見。

今の時代、一般の書としてとても分かりやすい解剖学の書が出てるんですよね。

これは便利と思いまずは筋肉の本を購入してみました。

医・歯学部学生が読んでも十分な内容です。