未来

 

お医者さんから

『あなたは○○の病気にかかっています。』

と告げられた瞬間世界が変わってしまう事が・・・

 

愛する人から、

『私の病気治らないみたい。』

と告げられた時幸せな未来が一瞬にして消えてしまう事が・・・・

 

病気なんてこの世から無くなってしまえばいいのになぁ~!

何も悪いことしてないのになぜ私が???

 

病気の重い軽いはあるにせよ、こういう経験ある人いますよね。

こんな元気そうに見える私でも、30歳のころ

『肝癌です。』

って言われたことがあるんですよ。

そう宣告された大学病院からの帰り道、車のスピードを出し過ぎてスピード違反で捕まってしまい、

捕まえたおまわりさんに、

『私ガンなんでもうどうでもいいんです。』

って言ったのを覚えています。

結局は間違いで、ガンではなかったんですが( ^^) _U~~

でも、一瞬にして妻と子供との幸せな未来が消えてなくなってしまったと思いました。

 

歯なんて抜いて入れ歯にしさえすればいいじゃん!!

なぁ~んて思っている方・・・・とんでもないですよ!!

 

たった一本の歯でも大切。

たった一本の歯でその人の未来がガラッと変わってしまう恐怖さえわいてくることがあるのは事実です。

 

『○○さんから、先生なら抜かずに歯を治してくれると聞いてきました。』

『他の歯医者さんに抜かないといけないと言われました。何とか残してください。』

って来院された患者さん・・・・30年の歯科医師生活で何百人、いや何千人と診てきました。

そして助けてきた歯は数知れずあります。

でもその逆も・・・・

 

絶対に助からない歯の病名は、P4(歯周病末期)です。

これはどうしようもないです。

『残念ながらこの歯は抜く以外の治療方法はありません。』

と告げたときの患者さんの悲しそうでうつろな顔・・・・幾度と見てきました。

 

でもほかの歯科医院で助からないと言われて来院された患者さんの歯を幾度と助けてきたのも事実です。

ずっと診ていた患者さんが広島に引っ越していきました。

でもある時広島からわざわざ医院にやって来て、

『この歯、抜かないといけないといわれたんですが先生に本当かどうか診断していただきたくて…』

全然抜かずに確かる歯だったので、

『行った歯科医院が悪かっただけで他を受診して治療してもらえば大丈夫ですよ。(^’^)』

と伝えるも、その後広島から私の医院にしばらく通うことに・・・

うれしい話ですが、新幹線代高くついただろうなぁ~

今でも定期的に広島から来てくれています。!(^^)!

 

明日は奈良から来てくれる患者さんが・・・・

 

私はいつも助けたい!!

抜かずになんとかしたい!!

噛めることが当たり前と感じてほしい!!

 

っていつも強く思っています。

歯の命を守っていく手助けをもっとしたいです。

そしてその事で、その人の心が晴れれば・・・・と思っています。

 

歯のケアで、心のケアの手助けを!!

 

心の病気の始まりを絵にしたのがありましたので掲載させていただきます。

わたしも人生で何度もこの絵のような状態を経験しました。

あと少しで鬱になっていたかもしれません。

でもそんなとき、

絶対に助けてくれる人が現れるんですよね。

・・・・・・あのSTAP細胞の小保方さんも言ってましたねぇ。(^’^)