睡眠時無呼吸症候群

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

聞いたことのある病気ですよね?

治療方法には3つあります。

一つは、CPAP療法

Continuous Positive Airway Pressure の頭文字をとって、CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法と呼ばれます。

二つ目は、外科的治療

原因がアデノイドや扁桃肥大などの場合は、摘出手術が有効な場合があります。

三つ目がマウスピース

下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。

 

私たち歯科医師が出来る治療方法はこの、スリープスプリントと言われるマウスピースを作成する治療方法です。

但し軽度・中度のSASにしか効果がないとも言われています。

保険適用されている装置とそうでない装置があります。

 

保険適用されている装置は、上下一体型。

簡単に言ううと、下あごを前に出した状態で上下顎を固定してしまうという装置です。

この装置の大きな欠点はどれだけ下あごを前に出した状態にするかという判断が難しい事です。

状況によっては顎関節に異常をきたしてしまう恐れがあります。

 

その欠点をカバーしたのが上下分離型装置です。

残念ながらこれは保険適用外となり、12~13万円程掛かってしまいます。

さらに装置が若干大きくなってしまうという欠点も・・・・

但し保険適用装置に比べると優れた装置だと思います。

 

スリープスプリントを手掛けるにはいろいろと問題が出てきてしまい当院では行っておりませんでした。

 

最近あるセミナーを発見

もしかしたらこれなら今までの欠点をカバーしたスリープスプリントが作成できるのでは????

早速調べてみたのですが、まったくネットではヒットしません。

作成している歯科医院の情報が皆無でした。

どうしても情報が欲しく、直接この会社とコンタクトをとってみることに・・・

まだ日本で始めて一年経っていないために作成できる歯科医院が少なく、検索できないとの事でした。

 

上下一体型でもなく、分離型でもない、半上下一体型??

価格も今までの半額に設定できるとの事。

取りあえず詳しく話を聞いてみないことには分からないのでセミナーに参加してみることにしました。

大阪と横浜で行われるセミナー

大阪会場は満席でしたが横浜会場にわずかな空席があったので迷わず予約をしました。

7月17日に行ってきます。

実際取り扱うようになればまたこのブログで報告いたします。