歯科での筋肉注射
筋肉注射が特別な方法
みたいなマスコミ報道
不安煽り報道には本当に辟易します。
基本注射は痛くて当たり前。
痛みを強く感じる人もいれば、
なぁ~んともない
って人も
歯科で行われる麻酔注射は基本、骨膜下注射もしくは歯根膜注射です。
痛くて当たり前なんですが最近では細い針が使える電動式注射器を使用すれば痛みも少なくすることができるようになりました。
何年前だったか、
針を使わない麻酔注射器
が話題を呼びましたが今ではそんな話すら聞かなくなりました。
当院でも筋肉注射を行います。
それは食いしばりを軽減するボツリヌストキシン療法の時です。
左右の咬筋に5か所ずつ、計10ヶ所も針を刺します。
一気に10か所ですよ。
でも皆さんそんなに痛がることもなくスムーズに治療は終わります。
30G 12㎜の針をほぼ根元まで刺していきます。
顔には皮下脂肪も少なく12㎜あれば十分筋肉に到達します。
インスリン用の注射器でワクチン7回接種が可能との報道がありました。
インスリン用の針は通常13㎜
皮下脂肪の少ない日本人なら十分筋肉に到達できる長さですね。
こんな感じで根本までズボッと刺しちゃいます。
躊躇する方が痛み感じますので、悪しからず。