レジン充填 歯肉圧排

歯の詰め物としてよく使われる歯と同じ色をした詰め物

レジン

 

即日に治療完了し、しかも目立たない色なのでとても患者さんには喜ばれる治療の一つです。

が結構安易に治療されてるケースをよく見かけます。

この治療法はかなりのテクニックが必要であると私は思っています。

今まで私が受けたセミナーではこのレジン充填に関するセミナーが一番多かったですね。

 

セミナー開始前に必ず講師の先生が質問することがあります。

 

歯頚部カリエス(歯の根元のハグキと接している部分のむし歯)のレジン充填の際必ず歯肉圧排をされてる先生は挙手をお願いします。

 

受講生30人のうち2~3名程度の先生しか手を挙げられません。

 

歯肉圧排をした方が良いと思う先生、挙手をお願いします

 

と言うと30人全員が手を挙げられます。

どれだけ大事な手技かを皆さん理解されているのにほとんどの先生がされていません。

もちろん私は毎回しています。

といううか歯肉圧排をしないと歯頚部カリエスの治療は出来ないのが事実です。

 

歯肉圧排とはどういう手技か写真で説明します。

口腔内カメラを使用しての撮影の為画質が悪くて申し訳ありません。

 

歯肉ポケットに圧排糸を入れていきます。

 

歯肉圧排が完了

 

レジンを充填し研磨が終わった写真