アーマバイト(既製品)を使ってみて

 

既製品のアーマバイトを購入し、口の中で合わすのではなく、歯型模型上で合わして作成したことを先日お話ししました。

さて、使用感は・・・・

運動中強く噛むと、若干右側が浮く感じがするのが、気になって気になって・・・(^_^;)

もう一度作成時と同じように熱湯に浸けて、模型上で圧接するもわずかな浮き上がりがどうして調整できません。

既製品でのフィットはこの程度かな???

・・・ってあきらめたんでは普通の人。

歯科医師としてフィットさせる方法を考えてみました。(^_-)

私がマウスピースを作る時に使用しているプレートを小さく切り取り、浮き上がる方のアーマバイトの内面に入れ、熱湯に1分間浸けたあと模型上で圧接。

口腔内に入れ強く噛んでみても、全くの浮き上がりもなく、あっさりと微調整完了です。(^_-)

ガッチ・ガッチにフィットしちゃいましたぁ。

それでは実際のアーマバイトの効果は????

よく分らないというのが本音ですね。(^_^;)

私はアーマバイト理論と同じ理論の下で今までマウスピースを作って来たので、違いが出なくて当たり前と言えば、当たり前の話。

ただ一つ言えることは、フルコンタクト競技では、この黄色くて少し硬いプレートが脊髄・脳への衝撃を伝えやすいのでは・・・・

という懸念があります。

数ヶ月は使用してみて、耐久性も調べて見たいですね。

いずれにしましても、面白い、興味深いマウスピースです。

20年前、歯科会で流行ったテンプレート理論に少し似てるのかなぁ?

確か、ダイエーホークス時代の山本 和範選手が試合中に使用していたと思います。