科学理論+根性論少々

 

小学4年ごろから、中学生の頃まで、ある痛みを隠してた時期があります。

それは、

かかと

の傷みです。

遊んでる時に急にかかとが痛くなり、足を引きずっていると親に、

『どうしたの?』

って聞かれ、

『走ってたら急に痛くなった。』

って言うと、

『遊んでるからよぉ。』

って怒られちゃいました。

直ったかなぁ・・って思ってるとまたある時急に痛みが。

今度は、

『弱いなぁ。』・・って

学校の先生には、

『無茶な走りをしてるからや。』・・・って

 

痛いって言うと、“ 怒られる ” って思うようになり、痛くても黙って我慢していました。

いつの間にかそんな痛みも出なくなり、つい3日前までそんなことを忘れていました。

でもスポーツクリニックでリハビリ中、隣の中学生が踵が痛いと言ってるのが耳に入り、じっと耳を傾けていると意外な事実が分りました。

その痛みは、

成長痛

だったんです。

成長期の子供の踵の骨の先端部分には骨端成長板と呼ばれる組織があり、その部分に強い衝撃が加わると、骨折したような状態となり痛みが出てくるそうです。

40年以上の歳月を過ぎて、スッキリと解決しました。

私が遊び過ぎたからでも、弱い子供だからでもなかったんですね。

学校の運動部の指導者は、知っておくべきことを知らないと間違った指導をしてしまう事になりますね。

私の頃は根性論ですませていましたが、

今は、

科学理論+根性論少々

が丁度かなぁ。(^O^)

今考えるともっと長く踵の傷みが続いていたら、こんなチビじゃなかったのになぁ~・・・って(^’^)

あの頃にはこんな良い靴もなかったしねぇ。(^_-)